面接

【転職活動】面接で「元気がない」「大人しい」と言われる人へ。活発的な印象を与える秘訣

面接で「元気がない」「大人しい」と言われてしまう

面接では活発な人材が好まれますが、世の中は「元気ハツラツ」な人ばかりではありません。面接官からの心無い言葉に悩む人も多いのではないでしょうか。

私も新卒面接では200社以上の面接を受け、転職活動を4回経験してきましたが、新卒面接ではよく「元気がない」「大人しい」と言われました。私は普段からテンションが低く、あまり表情がないことを自覚していたので、面接ではハキハキするよう頑張っていました。それだけに、結構ショックでした。

「どれだけ元気がないのだろう」と疑問に思い、大学の就活センターに模擬面接を録画してもらえるサービスがあったので、利用しました。実際に自分が話している様子を録画してみたのですが、愕然としました。自分が想像しているイメージとは異なり、表情がなく、「元気ハツラツ」なイメージからはかけ離れていたからです。

危機感を感じた私は色々対策を講じました。その結果、「その後4回の転職活動においては、元気がない」「おとなしい」と言われることはなくなりました。

活発的な印象を与える秘訣はこちらです。

  1. 外見を変える
  2. 履歴書写真とギャップを作らない
  3. 自己PRだけでも全力元気アピール
  4. 相手を笑わせるタイミングをつくる
  5. 愛想が重視されない企業を目指す

詳細を説明します。

活発的な印象を与える秘訣

1.外見を変える

一番手っ取り早いのは、外見を変えることです。男女の簡単な対策が、顔に前髪がかからないようにすることです。顔が髪で隠れているだけで、もっさりと暗い印象になります。

女性であれば前髪をピンで留め、男性であれば短髪にしましょう。女性に関しては、髪をゴムで結んでポニーテールにすることもおすすめです。私も髪がロングでもっさりとしていたので、前髪をななめでピンで留めてポニーテールにしていました。

髪色に関しては銀行などお堅い業界でなければ黒は必須ではないと思いますが、黒が無難だと思います。最終面接などで対面する上層部のおじさま方は40-50代が多いです。中には、

この人茶髪なのか…真面目じゃなさそう

と初対面でネガティブイメージを持たれるリスクがあるからです。少しでもリスクがあれば、辞めておいた無難です。

2.履歴書写真とギャップを作らない

最近は履歴書の写真を盛ることができます。写真スタジオに行けば、肌をきれいにする、顔をシャープにするなど、整形並みに加工できるからです。

ただ、履歴書の通貨だけで内定を取れるわけではありません。履歴書を通過した後には
面接でありのままの姿を見せなければいけません。履歴書の写真で活発なイメージを与えたとしても、実際の姿が全然違うと

こいつ全然違うな…なんか暗くない?

マイナス印象を持たれるリスクがあります。証明写真で肌をきれいにする位なら問題ありませんが、写真を過剰に加工するのは辞めましょう。

3.自己PRだけでも全力元気アピール

面接前には「笑顔で!」「ハキハキと」と自分に言い聞かせるものの、面接官とのやりとりに夢中だとつい素に戻ってしまいます。ニコニコしながら頭をフル回転させるって、普段無表情だったり暗めな人にとっては、結構苦行なんですよね。

そこで、最初の自己PRだけでも全力元気アピールしてみてはいかがでしょうか。自己PRは暗記したことを言うだけなので、他の面接官とのやりとりと比べて、「ハキハキ」と言いやすいです。

自己PRは面接の最初に行われることが多いので、最初のイメージ形成に影響を及ぼします。最初に面接官に「この人は元気だな」と思わせるためにも、自己PRだけは全力で「元気ハツラツ」を装いましょう。

4.相手を笑わせるタイミングをつくる

私は新卒の就活では本当にガチガチで、それ故に全然面接が通過しませんでした。緊張していると人は無表情になりやすいので、悪循環でした。

そこで、途中から「相手を笑わせるネタをいれる」ように心がけました。決してお笑い芸人のようにネタを入れることではありません。一発芸ではありません。

コミュニケーションの中で自然にくすっと笑えるネタをいれるのです。志望動機など真面目な項目でネタを入れると印象が悪いので、趣味等のネタを入れやすい箇所を選びましょう。お互い自然に笑える空間になると、各段に面接が進みやすくなります。こちら側の表情も、ガチガチな作り笑顔よりも、自然な表情の方が、相手に好印象を与えます。

「相手を笑わせよう」とシフトしてから、「元気がない」「大人しい」と言われることはなくなりましたし、面接通過率もあがりました。

5.愛想が重視されない企業を目指す

そもそも愛想が重視される企業に、あなたが向いていないのかもしれません。面接官が元気ハツラツで、会社のHPでも「みんな元気!」がPRされている会社は、入社して以降も「元気ハツラツ」が評価の一要素になってきます。

普段から「私は愛想がよくないな」と自覚しているような人が偶然ラッキー入社できても、「お前元気ないな」と毎日指摘されて評価も低く、辛い毎日が待っているかもしれません。愛想がないことを自覚しているならば、愛想が重視されない企業を目指すのも一手です。

私自身は第二新卒でコンサルティング業界に偶然出会いました。それまで面接が落ちまくっていたのに、コンサル企業はすんなりと最終まで行けた理由は、「コンサル業界には無表情な人が多い」ことが大きい要素だと思っています。

人気大企業やBtoC(一般消費者向け)企業は「元気ハツラツ」が重視されますが、BtoB(法人向け)企業ではコンサル業界のように、愛想がそこまで重視されない企業があります。愛想が重視されない業界を探してみるのも一手です。

さいごに

スキルがあれば、愛想はそこまで重要ではない

新卒や20代など若い世代において「元気」を重視するのは、スキルがないからです。スキルもなくて元気もない人は採用したくないですよね。私自身も新卒の時には結構「元気がない」「大人しい」は言われましたが、転職活動においては言われたことはありません。

転職活動においても、20代であれば「元気がない」「大人しい」と言われる人もいると思います。ただ、転職活動は新卒ほど「元気さ」重視ではありません。今回紹介した秘策を実施する程度で対策は十分です。残りの時間は自己PR、転職理由、今後やりたいことに力を入れましょう。

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リーマン姉さん
コンサル業界に10年程在籍しています。20代は新卒1年目に会社が倒産するなど、 暗黒時代でした。今までに4回の転職を経験した結果、現在の会社では年収400万円UPに成功しました。 そんな私が、「気楽にいきる術」をお伝えしていきます!

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