転職先したては「転校生」ポジション
転職活動はまさに「リスタート」です。仕事の進め方や社内ルールなど、様々なことを1から覚える必要があります。人間関係の構築もその1つです。私自身も4回転職活動をしてきましたが、友達作りには結構苦労してきました。
特に1回目の転職では友達作りの方法がわからず、悩みました。新卒の会社は同期が全員初対面で自然と仲良くなります。一方で転職活動では既に人間関係が構築されており、自分は転校生ポジションのため、自らアクションを起こさないとなかなか友達ができません。
私は元々人見知りでコミュニケーション力もないため、友達作りには苦労してきました。今まで4回の転職活動で試行錯誤してきた結果、今では最適な人間関係に辿り着きました。
「転職先で友達ができない…」と悩んでいる方に向けて、対処法はこちらです。
- 無理矢理に友達を作ろうとしない
- 一人でいることに慣れる
- 受け身ではなく、積極的に誘う
- 一人の友達に依存しすぎない
詳細を説明します。
転職先で友達ができないときの対処法
1.無理矢理に友達を作ろうとしない
ランチを毎日外で食べる習慣が会社だと、転職したばかりで友達がいないと、
と孤独感を感じてしまうかもしれません。
ただ、無理矢理友達作る必要ありません。「今日のランチはAさんと行って、明日はBさんで…」とランチを一緒に行く人を探すのがノルマになっているなら辞めましょう。「この人と仲良くなりたいな」という人がいればランチを誘うなどアクションを起こしてみる、という姿勢で問題ありません。
2.一人でいることに慣れる
特に前職で友達が多かった人は、孤立感を感じやすいと思います。隣の席の同僚が友達とタメ語で話しているのを見たら、
と比べてしまうかもしれません。
まずは、一人でいることに慣れましょう。特に女性は群れる傾向にあるので一人でいることに抵抗を感じる人も多いですが、一人時間ができるとリフレッシュできます。
今では職場で友人とランチすることも好きですが、転職した当初は一人ランチすることが多かったです。勉強したり読書したり、時間を有効活用できます。「人の目が気になる」という人も、最近はカフェなので一人ランチしている人も多いので、特に目立つこともありません。
3.受け身ではなく、積極的に誘う
今まで「職場で友達を無理矢理作る必要はない」「一人に慣れよう」とは言ってきましたが、雑談できる友達がいると、転職したてで緊張しがちなメンタルも癒されます。もし仕事をしていく中で「この人と友達になりたい」と思う人が現れた時には積極的にランチに誘ってみましょう。
誘われるのを待っていても、一向に友達はできません。あなたより先に入社している人達は、既に人間関係を構築しています。あなたをランチに誘うという、新たにネットワークを広げるという面倒なアクションを起こす必要性はないのです。
受け身の姿勢は辞めて、自分から動きましょう。
4.一人の友達に依存しすぎない
私は今まで転職先で一人の友達と深く仲良くなることが多かったのですが、職場の人間関係において「深く浅く」はオススメしません。基本的にトークテーマが職場の話なので愚痴が増えてきて、最終的に二人で話していても楽しくなくなってきます。
「一人仲良い友達ができたからいいや」と満足せずに、友達作りの活動は継続しましょう。
さいごに
全く友達ができないときは、会社が合わないのかも
私は前職ではなぜか一人も友達ができませんでした。やはり、友達が一人もいないって辛いんですよね。雑談をできる人がいないと息が詰まってきます。
友達ができなかった理由は、昼は毎日チームでランチでしたし、かなり忙しい職場で余裕がなかったこと等が挙げられますが、1番の理由は「会社の人間が自分に合わなかったから」です。友達になりたいと思える人が一人もいなかったんですよね。
本当に職場で自分に合う人がいなかったり、友達が皆無の場合は、あなたが会社自体に合わない可能性も高いので転職したほうがよいかもしれません。
職場の人間関係は、浅く広くを心がける
職場で別に「親友」を作る必要はなく、たまにランチする程度の仲で問題ありません。浅い関係であっても社内のネットワークが広いと、仕事も効率的に進む等メリットが多いです。友達が新たな友達を紹介してくれることもあるので、友達作りが辛いのは初期だけです。
繰り返し述べるように無理矢理友達を作る必要はありませんが、「この人友達になりたいな」という人がいたら、積極的にアクションを起こしましょう。
職場の人間関係はストレスが溜まりますよね。「鈍感力」で乗り切りましょう。

