社内評価を上げて、年収UPする
年収を上げる方法として本サイトでは転職を提案していますが、さすがに毎年転職するわけにはいきません。社内で評価を上げて年収を上げていく必要があります。
横並びから頭一つ出るには、「仕事できるイメージ」は必要
仕事が凄まじくできる人であれば、毎日仕事をしているだけ毎年高評価を獲得できるので特に工夫は必要ないでしょう。ただ、大半の人は評価は横並びです。
年功序列の廃止→能力主義と変化する中で、上司も横並びのメンバーに評価をするのに苦労します。その中でキーを握るのが「仕事ができるイメージ」です。同じ評価レベルでも「仕事ができるイメージ」がある方が、断然高い評価を得られます。
社内で「仕事ができるキャラ」になる
上司の評価において、「イメージ」は非常に重要です。私自身も若手の時には「やる気のない人」に見られることが多く、昇進や年収UPのチャンスを逃してきました。
特に女性の中では、
という人が多いです。結構のやる気のなさは、隠しきれていません。あなたのそのやる気ないキャラは、確実に「仕事できない奴」のイメージを形成し、給与UPを遠ざけます。
私自身もそうでしたが、同期と給与の差が開き始めた時に、
と、自分のイメージ戦略を後悔する日が必ずやってきます。
社内で年収UPをしたいならば、「キャラじゃない」とか「昇進したくない」というホンネは差し置いて、「仕事ができるイメージ」を形成しましょう。
社内の評価を上げるポイントはこちらです。
- 社内に知り合いを多く作る
- クローズド・クエスチョンを使用
- 評価面談で熱く語る
詳細を説明します。
仕事の評価を上げるポイント
1.社内に知り合いを多く作る
社内に知り合いが多いと、メリットが多いです。自分の詳しくない領域について相談できる人が多いと仕事を効率化できるし、知識のアップデートもできます。
私自身も以前は社内の知り合いは少なく内向的だったのですが、仕事をしていく中でネットワークが広がり仕事が効率的に処理できるようになりました。
最近の評価制度は一対一ではなく、他部署にも評価をしてもらう「360度評価」が多いです。社内で自分を高く評価してくれる人は一人でも多い方が、年収UPに近づきます。
直属の上司に対しても、「課題が生じた時に、社内ネットワークを生かして解決してくれる人」として認識されれば、高く評価されます。
親しい知り合いだけで戯れず、日頃から幅広いネットワークを構築しましょう。
2.クローズド・クエスチョンを使用
「仕事ができるイメージ」を簡単に形成できるのが、クローズド・クエスチョンです。
タスクの進め方を確認する際に、上司のジャッジが必要な項目が含まれている場合も多いと思います。その際にはクローズド・クエスチョンを使用しましょう。
- オープン・クエスチョン…「これどうすればいいですか?」のように相手の回答に制約を設けない質問方法
- クローズド・クエスチョン…「xxというやり方でいいですよね?」「やり方は3通りありますが、どれがよろしいでしょうか」というように、相手が「Yes or No」や「A or B or C」で答えられる方法です。
クローズド・クエスチョンが優れている理由は、上司側が即座に回答ができる点です。
忙しい上司は可能な限り効率的に指示を出したいと思っています。一言で答えられる質問を投げてくれる部下対しては、「こいつできる奴だな」と好印象を抱きますよね。
一方でオープンクエスチョンは上司に「こいつ何も考えてないな」と思われるリスクも高いので、極力使用しないようにしましょう。あなた自身も、もし部下から「これどうすればいいですか?」と質問が来たら、「一旦自分で解決策考えてくれよ」とイラッとしますよね。
上司にとっては「自分が指示を与えずとも、正確に効率よく仕事を回してくれる人」が仕事ができる人です。クローズド・クエスチョンで「仕事ができる」アピールをすれば、同レベルの人材よりも頭一つ抜けられます。
3.評価面談で熱く語る
「仕事できる奴」とは、上司・社内全体にメリットを与える人です。今まで述べてきた二通りの方法は行動でアピールをしていますが、最後の「評価面談で熱く語る」はその名の通り発言でアピールします。
という人。能力主義では、ホンネは捨て去りタテマエが命です。私も過去の評価面談では可もなく不可もないことを話していたのですが、同レベルの人より評価が低い事実を変えたいと決心して路線変更しました。
評価面談で熱く語る内容は以下です。
- 個人のスキルを向上させたい
- チームのパフォーマンスを高くしたい
- 会社に貢献したい
です。
私は自分自身を「政治家」だと思い込んで、熱弁を振るうようになって以降、昇進して年収400万円UPを実現できました。周囲を見る限り、に女性においては「熱く語る」が苦手な人が多いです。ただ、自分自身が横並びのスキルである限りは、可能な施策は全て対処しておくべきです。
さすがに全社員の前で熱く語るのは恥ずかしいですが、評価面談であれば上司1-2名程度の前で30分-1時間雄弁に語ればいいだけなので、ハードルが低いのではないでしょうか。
さいごに
仕事の評価はブラックボックスです。私が中小企業から大手コンサルに転職した際は、能力主義の洗礼を浴びて驚きました。
日本は年功序列が根強いので、周囲の友人と話していても「コツコツ頑張っていれば、誰かが評価してくれる」という「大人しい美学」を語る人が多いです。実際は「誰か」は誰でもないので、結局評価は上がりません。
ターゲットを「上司」「社内関係者」に絞り、自分のイメージを「仕事できる人」に変化できるよう、今回紹介したアクションを起こしみましょう。
社内で「仕事できる人」のイメージを確立し、年収UPを実現していきましょう。
日頃から「要領が悪い」ことに悩んでいる方へ。改善策をトライしてみてください。

