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【女性管理職】とりあえず昇進してみよう。管理職になるメリット・デメリット

給与を上げたければ、管理職になるしかない

女性管理職の割合はわずか1割

日本において女性管理職の割合は、先進国諸国の中でも突出して低いです。周囲の女性を見渡しても、女性の係長、課長、部長クラスの人は少ないのではないでしょうか。

男女共同参画局の調査によると、平成27年において管理的職業従事者に占める女性の割合は、わずか12.5%です。

実際に女性の同僚や友人と話していると、

給与は上げたいけど、管理職にはなりたくないなぁ

という人が多いです。

確かに管理職以下の役職で高い評価を得ることで、ある程度給与を上げることも可能です。ただ、職位を上げない限りは給与にも限界があるのと、同じ役職にずっとステイすることで評価者にとっての印象も良くありません。

「給与を上げたい」という思いがある限りは管理職に昇進することをオススメします。私は管理職になることを選びましたが、結果的にはなって良かったと思っています。今後の長期的な仕事人生を考えると、やはり管理職になることで生涯年収を向上できるからです。

今回は管理職になるメリット・デメリットを紹介するので、「管理職になるべきか…」と悩んでいる女性の参考になれば幸いです。

管理職になるメリット

1.給与が上がる

1番嬉しいのは、給与が上がることです。今まで昇進の際にも給与は上がってきたと思いますが、管理職になると大幅に上がります。

仕事のモチベーションは「やりがい」など多々あると思いますが、やはり給与が上がるとモチベーションは上がります。

仕事がマンネリ化して、やる気ないなぁ

など、仕事のモチベーションが下がっている人は、とりあえず管理職になって給与を上げてみてはいかがでしょうか。

2.裁量範囲が広がる

下記のような不満を感じたことはないでしょうか。

  • 上司にいちいち指示を仰ぐのが面倒
  • 上司に勝手に資料を修正されたくない

このような不満を感じる人は、「自分の裁量で仕事したい」という志向が強いので、管理職に向いています。

私も細かいことを指示されるのが嫌いなので、裁量が増えたことはストレス軽減に繋がりました。

3.仕事を頼める人が増える

ランクが低い時は、上司の指示の元に自分で作業するしかありません。管理職になれば、仕事を頼めるようになります。

単純作業や面倒な作業など、「頭を使わない」仕事を部下に触れるようになれば、自分は「頭を使う」仕事を中心に作業できるようになります。

4.若くても見下されなくなる

20-30代の人というだけで、「若い」という理由だけで見下してくる面倒な人達がいます。管理職になれば、見下される機会もかなり減少します。

いつもの部署やチームメンバーであれば特に変化は感じませんが、普段交流のない部署の人などと接すると、相手の態度の変化に気づくと思います。

「上位者と対等に渡り合える」という点において、働きやすくなります。

5.面倒な女性と接する必要がなくなる

どこの会社にも、余計なことを言ってくる面倒な年上女性はいます。これらの女性の共通点は、暇なことです。若手であればあるほど、面倒な年上女性には、色々小言を言われるターゲットにされやすいです。

管理職になれば、面倒な女性と接する機会は減少します。同じ管理職女性は勿論忙しいですし、仕事を頼む部下も仕事に追われているので、余計なことは言ってきません。女性ならではの「面倒な女性に気を遣う」必要がなくなるのは、気が楽になりますね。

管理職になるデメリット

1.マネジメントに向いていないと厳しい

当然ですが、仕事の内容が変わります。今まではプレーヤーとしての評価がメインでしたが、今後はマネジメントの評価も加わります。

「プレーヤーとして優秀な人=マネジメントもできる」わけではありません。特に、プレーヤーとして優秀な人が管理職になると「人に仕事を振れない人が多い」です。

「私がした方が早い」「部下も忙しいから申し訳ない」で人に仕事を振れないと、自分の仕事が山積みになります。仕事で振れるものは、可能な限り他人に振ることをオススメします。

2.仕事ができない部下がいると、地獄

管理職以前は上司の指示の下に動くことがメインですが、管理職以降は部下の面倒を見る機会が増えます。部下が仕事ができないと、レビューの時間が膨大になるので、自分の仕事をする時間がなくなります。

部下が年下であれば改善できる余地がありますが、「年上の仕事ができない人」な場合は最悪です。

30代以降になると、柔軟性がなくなってくるので、何を言っても変わりません。私も年上の部下にアドバイスしてきましたが、その場では「わかりました」と言っても、それ以降改善することはありませんでした。

対策としては、優秀な人を採用するに限ります。管理職になれば面接にも出席できるようになるので、じっくりと時間をかけてジャッジしましょう。

今までの若手時代と異なり、「仕事ができない人」を採用した場合にはOJT担当にされるリスクも高いです。慎重に選びましょう。

さいごに

女性で管理職を打診されて迷う人は多いですが、結局は「給与に見合うか」というシンプルなラインで判断することをオススメします。

真面目な人程、「私にできるかな」と躊躇しがちです。ただ世の中に大勢いるおじさん管理職は全員が優秀ではありません。

また、仕事を頼める人が増えることで「頭を使う仕事」に集中できることは、今後のキャリアでも大きなプラスになります。「給与に見合う」ならば、トライしてみるべきです。

「管理職になっても、大して給与増えない」と思っている人については、そんな会社は
勤務し続けても給与は上がりません。給与体系が健全な会社に転職することをオススメします。

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